平成14年第6回定例理事会議事録

第6回SCC定例理事会

日 時:3月15日(土)PM5時半から
場 所:県立鴨池運動公園陸上競技場ミーティングルーム
出席者
 ・理 事:太田(議長)、植田、馬場、鈴木、榊、太田(貴)
 ・オブザーバー:上栗、大坪、木原、竹之内、大坪(恵)、下堂園、石井
欠席者
 ・理 事:竹内(委任状有り)
議事内容
 ・新スタッフ加入について(大坪恵氏スタッフ加入)
 ・ホームページのリニューアルについて
 ・会員総会開催について(4月12日(土)<予定>)
 ・50メートルダッシュ王選手権について
 ・平成15年度新規事業について
 ・トレーニング内容について
 ・その他

(議長)本日は、特別オブザーバーとして協賛会員の石井さんにご参加頂いております。SCCを外から見た立場から忌憚の無いご意見を頂きたいと思います。

第1議案:新スタッフ加入について

(議長)事後報告のような形になったが、3月より大坪恵氏にプレイングスタッフとして参加頂いている。土井田匡徳コーチが4月からいなくなるということ、積極的に練習中に皆を引っ張ったり、イベント時などに手伝いを頂いたり、そういった様子を見て、わたしの方から依頼をした。反対意見等ありますか?

(一同)異議無し

(議長)新大坪コーチ、一言お願いします。

(大坪恵)新スタッフになった大坪です。あくまでも選手として活動を続けていくつもりですので、お手伝いできることは少ないかもしれませんが、できるだけ、太田さんや、鈴木さんのお手伝いができるように頑張ります。

 

第2議案:ホームページのリニューアルについて

(議長)皆さん見て頂いたと思うが、ご意見ありますか?

(石井)皆に入って欲しいコンテンツは、目立つようにしたほうが良い。

(議長)確かにコンテンツがすごく多い。

(植田)わたしも多いと思った。

(馬場)字が小さい。

(竹之内)一般に公開する部分と、会員向けのコンテンツを分けたが良い。

(上栗)今まで掲示板に練習メニューを書きこみしていたが、その部分も独立させては?

(議長)それも今回作った。これからはきちんと何年何月はこういう練習をしたというのが分かるようにする。そのためにも、鈴木、竹内、両コーチは、練習終了後の報告を必ずお願いします。

(議長)それでは、皆さんの意見を取り入れて、事務局のほうで作業を進めていきます。

 

第3議案:会員総会開催について

(議長)昨年もやったが、NPO法人でいうところの「総会」とは別に、会員総会というのを開催する。4月12日(土)が予定日。昨年は、馬場理事と内容を詰めていったが、今年もあんな感じでいいだろうか。

(馬場)子供達が開催の案内を親に渡してくれるだろうか。

(議長)そういったことも含めて会場でアンケートを配りましょう。

 

第4議案:50メートルダッシュ王選手権について

(議長)現在申し込みが30名ほど。昨年より出足は良いが、目標の140名までは遠く及ばない。申し込み締めきりまで後10日間。さらに周囲への宣伝をよろしくお願いします。

(議長)去年の反省事項を今年はどう改善していくか。

(議長)まず「音楽担当のスタッフをつけて音楽を流すところ、流さないところのメリハリをつけたが良かった」という点だが。まず、昨年のアナウンス担当をした木原スタッフは、今年はどうだろうか。

(木原)4月からの予定がまだ未定である。

(議長)とりあえず、アナウンスのところに2人つけて、アナウンスをしながら、音響も担当するということにしましょう。

(木原)去年は、アナウンスの席と音響の設備が離れたところにあったのでそれができなかっただけ。

(議長)今年は設営のときにその辺りを注意しよう。

(議長)選手へのインタビューも入れたい。

(議長)次の問題「順位と記録がバラバラなことがあった。アナウンス側では処理できないことなので、きちんと決着をつけてからアナウンスに持ってきて欲しい」

(木原)記録用紙をしっかり作って、流れをきちんと作ればいい。

(議長)去年は、1位から5位に1人づつ計時をつけたが、1位だけはしっかりとる。1位だけは3人ぐらいつけて2位から5位に関しては、1人がウォッチを2つずつ持つというのはどうだろう。

(鈴木)順位が判別しないということはなかった。ただ、順位が明らかなのに、タイムが逆だったというこがあった。

(木原)競技会の場合は、順位を見る人と、記録を計る人は別々なので、それは分けた方が良いのでは?

(鈴木)ビデオは使うか?

(議長)雨が降ったら使えない。

(議長)石井さんいかがでしょう?

(石井)非公認競技会であるとはいえ、記録を計る、順位を決めるという競技会の核となる部分は、公認競技会に近い形でやった方が良い。最近は電気計時が主流で、こういった手動計時はどうやって計ってどうやって順位が決まるかということは、審判の資格を持っていても知らない人が多い。今後SCCがこういったイベントをやっていく上でもそういうやり方をしておいたほうが勉強になる。それに、陸上競技というのは「記録と順位」それだけだから、そこがぶれてしまうと、おかしくなるし、主催側の信頼性も損ないかねない。他のスタッフの人数をおさえても、そこに重点的に人を配置したが良い。ビデオも使えるなら使ったほうが良い。公認の競技会ではないのだから、人の目で順位がわからなかった時は、写真判定で確認しますでも、演出として面白いと思う。

(馬場)出場料を払って、自分の50mがどれくらいのタイムで走れるのだろうと思って参加するのだから、そこはしっかりとした方が良い。

(石井)どういう人が当日の計時をやるのか分からないけど、普段のSCCの練習の中でも、みんながストップウォッチを持って、タイムを計って、ストップウォッチの扱い方に慣れていたほうがよい。

(議長)今年はその辺りのスタッフを重点的に人を置きましょう。

(議長)次の問題行きます。スタート、計時、アナウンスをつなぐ何かが必要だったという問題だが、今年はわたしが、出発係兼リコーラーという形で、スタート地点でスタート、計時の準備が出来ましたという合図をアナウンスに送るようにする。

(議長)次の問題「データ処理がもう1人欲しい」。これは下堂薗監事がデータ処理に入ってくれるということ。

(議長)他に何かありますか?

(議長)今年はレーンの後ろに置く置物を手作りで作ろう。

(木原)それがあると、誰が棄権で走らないのかもアナウンス側ですぐ分かる。

(植田)去年はSCCの会員の父兄さんとかが当日の準備とかよく手伝ってくれた。そいうことは今年もどんどんお願いしていいと思う。

(植田)クラス分けも見直していかないといけないのでは?

(議長)参加者が集まったら決めたいと思う。それと、今年は「最年長賞」とか「最年少賞」とかも作ろうと思っている。石井さんからも商品をご提供頂きました。

 

第5議案:平成15年度新規事業について

(議長)SCCは陸上競技のクラブだという単一種目へのこだわりがあったが、来年度は、陸上のクラブだからこそできる健康、福祉方面の事業をやりたい。3つの「教室事業」をやりたいと思う。1つめは「燃やせ体脂肪!ダイエットジョギングクラブ」。2つめは「運動が苦手な子のための陸上教室」。3つめは「65歳以上限定ボディトレーニング教室」。ダッシュ王選手権終了後からチラシ配り等を行って募集を始めたいと思う。5月スタート。

(植田)ダイエットジョギングクラブは、走ることだけではなく、栄養面からもやっていかないといけないのでは。

(議長)大坪恵コーチが学校で栄養の勉強をしているから、いろいろとアドバイスを頂きたい。

(榊)「ジョギング」と書くと「きつい」「厳しい」とか思われそう。

(議長)どうしても学生の頃の持久走イメージがあるから、その辺りは「楽しく」とかそういうサブタイトルを入れていこうと思う。

(大坪)スーパーの掲示板とかもお願いをすれば掲示してもらえるのでは。やはり主婦が集まるところにどう宣伝するか。

(竹之内)データは取るのか?

(議長)竹内コーチが体脂肪計持っているらしい。

(榊)私も持っている。

(大坪)「やせる」という部分にこだわり過ぎなくても、日常的に運動をすることの楽しみを与えれば皆満足してくれるのでは?

(石井)これに参加した人が、現在の水、金、土のSCCの練習に参加したいという人が出てきたらどうなる?

(議長)その辺りは自由にご参加下さいとしたいと思う。

(石井)逆に現在のSCCの会員もこれに参加できるということ。

(議長)そう。

(石井)それでは手間が増えている割には、収入が割りに合わなくなるのでは?それで運営は大丈夫なのか。それと、これに従事する担当コーチはまたここから賃金が発生すると思うのだが、現在のSCCの会員がこの事業までフリーパスとなると、その辺りのコーチへの賃金はどうなる?

(議長)賃金に関しては、その教室の会員が増えたら増えただけ担当コーチの賃金も増えるようなシステムにしていこうと思っている。しかし今石井さんがおっしゃったような問題もある。経理上の問題。そうなったら家族会員の問題も出てくる。おじいちゃんはボディトレーニングクラブ、孫は陸上クラブ、でも会費は家族会員会費と。一番分かりやすいのは、時間給なのだが、1時間働いていくらとか、2時間働いていくらとか、それじゃぁコーチも成長しないし、頑張ったら頑張った分だけ収入を増えるようにしたい。

(議長)やはり現在のSCCの活動と新しい事業の部分は線引きしないとだめだ。

(植田)そうじゃないと事業として成り立たない。それと、これはずっとやっていくのか?期間を設けないのか。

(大坪)一応期間を設けて、続けたいのなら、継続という形でもいいのでは?

(馬場)菜の花マラソン挑戦講座も3ヶ月という目標があったから良かった。

(議長)そしたら、3ヶ月という期間で実験的にやってみよう。いいものが出来れば、必然的に3ヶ月後も継続していきたいとう声が受講者からあがってくると思う。5月から7月の3ヶ月間、定員20名でやってみましょう。

(木原)5月からという時期は大丈夫か。暑くないか。

(上栗)5月なら大丈夫じゃないか。

(議長)やはり春か秋。

(鈴木)時間帯に関して、朝の10時というのはいいと思うが、午後2時とか3時とかこの辺りの時間帯は本当に誰も来ないと思う。

(議長)そしたら午前中にしよう。

(上栗)ボディトレーニング教室は担当コーチ1人で大丈夫か。

(議長)わたしが行けるときは極力行こうと思うが。

(上栗)器具とかを勝手に扱っては危ない。

(鈴木)そういうことをするのであれば、責任者はわたしだし、退会して頂く。

(大坪)20名という人数は大丈夫なのか?

(鈴木)正直言うと、20名はきつい。15名に出来ないか。

(大坪)例えば5名1チームにして、お互いサポートし合えるようにすればいいのでは。

(鈴木)どういう人が入ってくるかで出来るかどうか分からない。

(議長)そういう「教え合う部分」を作っていかないと、1対20と考えるときつい。

(石井)たいていリーダー的な人というか、とりまとめ役を買って出る人とかそういうタイプの人が出てくるから、その人にお願いしながらやっていくというのもいい。

(大坪)班長さんみたいな感じ。

(鈴木)そういう雰囲気のトレーニングクラブですよ、ということを募集の時点で言っていかないといけない。

(議長)そういう雰囲気はこちらが自然と作りあげていくもの。わざわざ言う必要はない。

 

第6議案:トレーニング内容について

(議長)club-A、club-Bと分けてやりはじめて3ヶ月が経ったが、どうですか?

(鈴木)Aは教えやすくなった。

(馬場)混乱しなくなった。

(議長)ウォーミングアップだけは一緒にやってそこから分かれるというのも非常にバランスが良い。分かれてやるとどうしても別のクラブみたいになってしまうが、それもない。個々の細かいところを見ていけばたくさんあるが、全体的な視点から見ればいい感じだと思う。

(鈴木)子供達が以前に比べて子供達だけで固まるようになった。

(議長)それは別にいいのでは?友達と一緒にやりたいだろうし。

(植田)うちの息子(小6)は、Bで練習すると「低学年がコーチの言うことをきかなくて」と言っている。そういう時はあなたも叱っていいんだよと言うと、「言っていいの?」と。上級生としての自覚が出てきている。

(議長)小学生の上級生にきちんと下級生の面倒を見るように仕向けないといけない。ちゃんとやってくれる。

(鈴木)それとよくあるのが、わたしが下級生を注意していると、上級生の、特に女子が明らかにトーンダウンしていることがある。Aでやればいいのにとこちらは思うが、しかし、A,B分かれたことで、Aのほうがかなり質があがって、気軽にAにあがれなくもなってきている。

(議長)理想を言えば、小学5、6年、中学1年生、この辺りの年代でもう1ブロック欲しい。

(植田)息子は、速くなりたいとは確かに思っているけど、やはり楽しさも求めている。

(大坪)もし、その辺りのブロックを作るのであれば、大人達で、Aの練習にはちょっとついていけないという人達も混ざれるようになればいい。

(議長)石井さん、2年ぶりにSCCのトレーニングを見て、どういった感想を持ちましたか?

(石井)昔は、ミニハードルもラダーも手作りだった。ものすごく丁寧に扱っていた。でも、今回は新しいものになっていて、それを大切に扱っているかというと、ポンと投げたり。道具を大切に扱うことを教えないといけない。会員の人数が昔と比べるととても増えていて、でも、その割には練習の流れは良くなっている。あの頃は太田くんが実質1人でやっていて、流れは悪くても、周りに対しての気配りがすごいなと思った。コーチ、スタッフが増えてはいるものの、そこがどうなのかなと思った。ウォーミングアップの時間帯に何もしていない人がいたり。それに誰も声をかけなかったり。集合時間にみんなが遅れるのも気になった。何故かというと、きちんとした練習をやるには、きちんとウォーミングアップをやらないといけない。無理やりやらせるということではなくて。ウォーミングアップが中途半端だなと思った。こういう練習をやるということが、全員にちゃんと伝わっているのかも疑問。シーズン通しての練習流れ、この1ヶ月間の練習の流れ、その中で今日はこういう練習をするのだということも会員にどれだけ伝わっているのか。

(議長)時間に関してはあんまりがちっとしばりたくはないけど、陸上というのは時間と戦うスポーツなのだから、その辺りの最低ラインはしっかりと持ちたい。

(石井)そういうのをうるさく言わないのがこういったクラブのいいところかもしれないけど、逆に今学校ではそういうことをうるさく言わなくなってきている。そういうこともこういったクラブが教えていく必要がある。

(議長)貴重なご意見有難うございました。皆さんからも他に何かありますか?無ければこれにて終了したいと思います。

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